1. イギリスで賃貸契約をするにはどういった書類が必要ですか？

 

　通常、必要な書類は下記のようになります。

1）パスポートとビザの証明

2）学校もしくは職場からのレター

3）過去3ヶ月分の銀行の英文残高証明

4）英国に居住している英国籍の保証人2人からのレター

 

　上記の書類はレファレンスといい、Tenant（借り手）の身元証明と同時に信頼できる人柄か、家賃をきちんと支払える十分な収入があるかなどを判断する材料に使われます。

 

　Landlord（貸し手）から求められた書類を用意できない場合は、家賃の期間分全額前払いを請求されるか、もしくはレファレンスが不十分で物件を借りることができない場合があります。

 

　通常Studio（日本のワンルームマンション）や1Bed Flat（日本の1LDKマンションタイプ）を借りる場合はすべてのレファレンスが必要になります。

 

　フラットを数人でシェアーする契約を結んだ場合は、契約の途中で一人が退去する場合、残りの家賃は全額、引き続き住んでいるTenantsにかかってきます。

 

　シェアするフラットをでる場合には代わりに住む人を見つけるか、契約が終わるまでの残りの家賃を支払わなければいけません。

 

　また、代わりに住む人が見つかった場合は必ずLandlordまたは、Estate Agent（不動産業者）に知らせ、契約書を作成しなおす必要があります。

 

 

2. フラットを借りるときのDeposit（前金）はいくら位ですか？それは契約満了の際には戻ってくるのでしょうか？

 

　Deposit（前金）は、通常家賃の１ヶ月から２ヶ月相当で、契約の際には最初の月の家賃と一緒に支払うことを要求されます。

 

　通常、契約を無事修了した際には、Landlordまたは、Estate Agent（不動産業者）が入居時と同様、Inventory Checkを行い、契約期間内に壊れたものや、なくなったものがないかを調べ、特に支障がなければ、デポジットは返ってきます。

 

　Landlordまたは、Estate Agentは、イギリス政府が設けているTDP　(Tenancy Deposit Protection/www.gov.uk/tenancy-deposit-protection) Schemeに登録し、公正に、Depositを取り扱う義務があります。

 

 

3. ロンドンで日本人以外の人たちとフラットシェアをしたいのですが可能ですか？

 

　はい、可能です。ロンドンでは賃貸物件の高騰により、学生，社会人にかかわらずFlat Shareが最も一般的な住み方です。世界中から人が集まって、一つ屋根の下に住んでいることは珍しいことではありません。

 

　確かに生活習慣の違う人たちとBathroomやKitchenをシェアするのは少し抵抗があるかもしれません。どうしても、他人の後にトイレや浴室を使いたくないなら、高くても自分専用のBathroomがあるところがよいでしょう。

 

　Flat Mates が自分と同じように清潔であれば、国籍は違っても、気が合って、快適な暮らしが出来ることもあります。特に、家の中の共通語が英語であれば上達のスピードも格段と速くなります。（英語のみならず他の言語にも触れることが出来るかもしれません。）

 

　CRM は、あなたと一緒に信用できるフラットメイトのいる物件を探します。

 

 

４．イギリスの銀行口座を設定することはできますか？

 

　イギリスでは家賃の支払いは多くがDirect Debit （銀行振り込み）を指定されますので、ロンドン到着後早いうちに銀行口座を開設することをおすすめします。

　

　よく、家賃をクレジットカードで支払いたいという方がいらっしゃいますが、Billing　Address（明細書が届く住所）がイギリス国内である必要がありますので、日本のクレジットカードでは家賃、公共料金などは支払えません。

 

イギリスで銀行口座を開くのに必要な書類、

・パスポート・ビザ

・References:身元保証書、語学学校での在籍証明や職場からの在勤証明書です

・口座開設申込書、銀行にあります。記入して提出

・住所証明書（公共料金の請求書など）

 

　まだ、住所が決まっていないのに住所証明の提示を求められた場合ははCRMがお客様の身元証明のための書類を発行いたします。

 

日本にいらっしゃる間に、日本の銀行で海外送金が出来る登録をし、イギリスの口座が開いたと同時にインターネットで送金できるようにしておくことをお勧めいたします。